外食産業の裏側

外食産業の年収、外食産業の人間関係、外食産業の出世や異動、外食産業の不正、外食産業の衛生管理、外食産業の恋愛や結婚を赤裸々に暴露

やめるのをわかっていて、こういう起用しかできない

女性の場合、特に調理に関してはサラダやデザートを作ったり、洗い物をしたり、仕込みをするということに関しては結構、抵抗なくやっていける人が多い。

ただ、焼いたり揚げたりとかのポジションに長時間、最初からいれるとすぐにやめていくことが多いように思う。

また、配送できた食材を冷蔵庫とか冷凍庫に整理させたりとかも最初からやらせないほうが無難である。

理想的には女性の場合、サラダやデザートを担当させて慣れてから徐々に焼いたり揚げたりのポジションに入れていくほうがいいだろう。

とはいっても、慢性的な人手不足で特に平日のランチ時なんてたいてい、主婦と社員でやりくりしていかないといけないし、

元々、サラダやデザートばかりやっている古株の主婦の人を焼いたり揚げりの方に移動させるのも、難しい。

嫌がる人が多いし、どんな仕事でもそうだけど、一度、仕事を覚えてそればかりやっていると自分はこれさえやればいいんだという、

既得権みたいなものが出来てくる。

プロ野球でいったらベテランの落ち目の先発投手に中継ぎとかやらせるのが難しいのといっしょなのだ。

それで仕方がないので、結局、駄目だろうなと思いつつも、新しく入る主婦の人を焼いたり揚げたりのポジションにいきなり入れては、

すぐやめるのパターンの繰り返しになる。

そのうち、若手の男のフリーターが長期間で入ってくれないかな?

時給800円台じゃ無理だろうなと思いながらも、外食社員の多くが、モーニング、ランチ、ディナー、ミッドナイトと全時間帯で身体を貼ってがんばるのである。