外食産業の裏側

外食産業の年収、外食産業の人間関係、外食産業の出世や異動、外食産業の不正、外食産業の衛生管理、外食産業の恋愛や結婚を赤裸々に暴露

新メニュー準備 その3

出来る店長、きちんとした店はそういうこともきちんと実施されている。

店でアルバイト向けの調理講習をやる前に店長だけがどっかの店に集められて

エリアマネージャー指導による調理講習が行なわれる。

店長がいない店にいた時、参加したこともある。

ちなみにこれも無給だったと思う。

しかも、なぜだか朝の8時くらいにやった。

そこでマニュアルテストもやらされて、点数が悪い店長はかなり怒られていた。

というか100点じゃないと普通に怒られる。

話が少し変わる、メニュー改定の前日が一番大変である。

前日の深夜から準備が始まる。

店の前ののぼりとかポスターとかも張り替えなくてはいけない。

実際に食材の場所も変えないといけない。

食材の仕込みもしなくてはいけない。

使わなくなる食材のロスができるでけでないように調整も必要である。

ハンディーキーの印字も変えて、ハンディーキーのメニュー更新もしなくてはならない。

レジの入力も変える。

新メニュー関連の簡易マニュアルもいくつか作っておいて、それをキッチンの各ポジションに設置したりもする。

なんだかかんだやって、朝の6時くらいまで作業が及ぶこともある。

ランチにしっかりした人がいれば、ランチとアイドルの時間はうまいことやってくれるので、

とりあえず深夜の時間帯で帰って、次の日の夕方くればOKみたいになるけど、

いない店とかだと仕切らないと駄目なので9時くらいからきてやらないと駄目である。

また、こういう時も店長ときちんとコミュニケーションがとれていていれば、

前日に準備をさせた社員を次の日にモーニングとかランチから入れるような無茶をさせない。

仲が悪い店長と社員の場合、そういうことも無視してスケジュールを作るから、

ほとんど寝ないで社員は新メニューの日を迎えることもある。