外食産業の裏側

外食産業の年収、外食産業の人間関係、外食産業の出世や異動、外食産業の不正、外食産業の衛生管理、外食産業の恋愛や結婚を赤裸々に暴露

次の人生

「おい!バイト!短期のバイト!」

ある公的な場所で、そこの職員の30代中盤くらいの色黒の短髪の男が、40歳過ぎのその短期のバイトと思われる男性を、そこらへんに転がっている石ころのように、見下すように、横柄に、面倒くさそうに言っていた現場に居合わせたことがある。

色々、人って事情があると思う。

人生って順風満帆ばっかりじゃないし、頑張りすぎてダメになってしまった人も多いだろうし、他人が単純にどうのこうの評価できるもんじゃないと思う。

若い人間に対して、ある程度の年齢の人間が少し横柄に振舞っても、まぁ、そういうこともあるかなぁと思うこともできるけど、40歳過ぎの大人に対して、「おい!バイト!短期のバイト!」なんて、本当に切ない気持ちになるよね。

その人にも色々、これまでの人生があって、たまたま、そこで短期のバイトをしてるだけで、名前もキチンとあるわけだから、なにか指示する必要性があるなら、「○○さん」とキチンと名前を呼ぶべきだと思うよね。

でも、人間って、肩書きとかそういうので、どうしても、人を見下したり、自分が偉くなったと勘違いすることも多いだろうし、意識的に自分の居場所や地位を守るために必要以上にそういう風に粗暴に振舞うことってあるよね。

外食の店長や社員でも、アルバイトに対して横柄な態度をとる人は結構、多くて。。。

まぁ、何度もここで語ってるけど、そういう社員の方が確実に外食に向いているのは間違いないと思う。

なんか、悲しいけど、他人の気持ちを汲める人より、他人を利用して他人に対して横柄に振舞える人間の方がやっぱり、結局、外食では生き残れると思う。

リーダーシップなんて綺麗な言葉で求める人材を謳っているけど、結局、自分より年上の人間たちに対して、怒鳴ったり、タメ口で接したり、命令したり、都合よく利用できる人間ってことだと思う。

バイトの子を正座させて反省させたとか、入ってくるバイトはほとんど怒鳴って一度は泣かしてるとか、そんなことを得意げになって同僚の社員に話す社員とかもいるから本当に悲しいよね。

まぁ、そこまでいかなくても、時間外にフリーターに自分の車(フリーター所有の車)で借り物に無償で行かせたり、スケジュールを店側の都合でギリギリまで出さないでバイトに偉そうに出勤日を保留させたり、店側が頼んで出てもらったのに暇になったから休憩に行かせたり、「要らなかったんじゃねえの」とか無神経な一言を言ったり、もう本当にそういう軽く他人を扱うことって多いから、ビックリするよね。

でも、そういう風に他人をイイ様に軽く扱えないと、人を通じて商売をするっていうのは難しいと思う。

だからこういう職業って続けるのは難しいと思うし、ストレスも多いと思う。

よっぽど自己主張できる人間か、運良くいっしょに働く人たちの性格がまともじゃないと、外食で働いたら嫌な気持ちになりまくって、ストレス溜まりまくりだと思う。

もし、次の人生もあるのなら、学校を卒業したら社員としてもバイトとしても外食で働かなくても良い人生でありたと切に願います。