外食産業の裏側

外食産業の年収、外食産業の人間関係、外食産業の出世や異動、外食産業の不正、外食産業の衛生管理、外食産業の恋愛や結婚を赤裸々に暴露

アルバイト経験なしで店のナンバー2になってしまったあの頃

大学を卒業して新入社員として働き始めるが、外食の場合、店に配属されると社員が店長と二人だけの店の場合は

いきなり店のナンバー2になるわけである。

で、そこでの立ち居振る舞いが非常に難しい。

アルバイトには年上の人間も多い。

場合によってはほとんどが年上のこともある。

しかも、5年とか10年以上アルバイトを続けている人間もいる場合がある。

どうやって接するのが正解なのか正直、わからなかった。

結局、自分の場合はアルバイト経験なしで入ったので年下の高校生だろうが全て敬語で接して、さんづけで接して、

下手に出て教えを請う姿勢を通した。

ただ、そうなるとアルバイト側も自分より下の人間とみるので、

何人かの人は呼び捨てで接してきたし、アルバイトの年下の後輩と接するのと同じような接し方をしてきた。

また、エリアマネージャーや店長は、社員には基本的にはリーダーシップを発揮してもらいたかったらしく、

数ヶ月しか経ってないのに、

「なんで、注意しないんだ!」とか「真ん中に入って声をあげて指示しろ」とか言われた。

でも、だからといって、仕事をサボったり遅刻をよくしてくるようなアルバイトに対して「嫌ならやめろ」とか怒鳴り散らして

やめさせるようなアルバイトの人事権を譲渡されているかというとそんなことはないので、

空気を読みながら、自分が生き残っていくためにその時、その時に最良と思われるやりかたで仕事していくしかなかったわけです。